2026-09-08 相場・価値判定
PG νガンダムは今52,800円。本体は定価割れ、LEDユニットは定価超え アイキャッチ画像

PG νガンダムは今52,800円。本体は定価割れ、LEDユニットは定価超え

判定:本体は買い。LEDユニットは今は見送り。

PG UNLEASHED 1/60 νガンダムは、駿河屋の店舗在庫で新品52,800円。定価66,000円(税込)の約0.80倍です。私はこれを組んで飾っています。この連載で扱う5本目にして、定価より安いキットは初めてです。

ところが、同じ日に発売された専用LEDユニットは逆に定価を超えています。本体と付属品で、価格が反対方向へ動いています。

PG UNLEASHED 1/60 νガンダムの全身。フィン・ファンネルを装備し、専用スタンドに固定した状態

今いくらで売られているか?

本体(品番5069191)の相場を安い順に並べました。

販路 状態 価格 定価比 取得日
駿河屋(マーケットプレイス) 中古 49,980円 約0.76倍 2026/09/08
駿河屋(店舗在庫) 中古 50,500円 約0.77倍 2026/09/08
駿河屋(店舗在庫・新品) 新品 52,800円 約0.80倍 2026/09/08
楽天市場(最安) 新品 52,800円 約0.80倍 2026/09/08
Amazon 新品 54,000円 約0.82倍 2026/09/08
プレミアムバンダイ(再販予約) 新品 66,000円 1.00倍 2026/09/08

駿河屋には中古50,500円と新品52,800円が両方あります。差は2,300円です。

中古は1点物で、9月7日にいったん売り切れて翌日に復活しました。表に載せていますが、この記事を読む時点では消えている可能性があります。新品のほうが在庫は堅いです。

※ 上記は取得時点の価格です。在庫状況により変動します。楽天市場の価格は検索結果30件から本体と判別できたものを拾いました。

LEDユニットはいくらか?

別売りのLEDユニット(品番5069361・定価15,400円)の相場です。

販路 状態 価格 定価比 取得日
駿河屋(マーケットプレイス) 中古 14,500円 約0.94倍 2026/09/08
駿河屋(店舗在庫) 品切れ 2026/09/08
楽天市場(最安・未開封) 中古 17,940円 約1.16倍 2026/09/08
Amazon(他の売り手による出品) 新品 18,500円 約1.20倍 2026/09/08
楽天市場(新品の最安) 新品 19,800円 約1.29倍 2026/09/08
楽天市場(上位) 新品 23,100〜24,860円 約1.50〜1.61倍 2026/09/08

定価を割っているのは、駿河屋のマーケットプレイスに出ている1点だけです。 それ以外はすべて定価を超えています。Amazon自身は取り扱いを終了していました。

本体が0.80倍、LEDが1.16倍から1.61倍。同じ日に発売された2つの商品で、倍率が反対を向いています。

なぜ本体だけ定価を割ったのか?

供給量の差だと私は考えています。

本体は2026年1月31日の発売から8月まで、ほぼ毎月再販されていました。 数が出続けたためプレミアムが付かず、むしろ在庫が積み上がって値が下がった、という流れです。

価格の推移を追うと、これが一時的な値崩れでないことが分かります。

時期 販路 価格 定価比
2026年6月上旬 駿河屋(新品) 56,100円 約0.85倍
2026年7月下旬 Amazon 51,481円 約0.78倍
2026年9月8日 駿河屋(新品) 52,800円 約0.80倍

6月から4か月にわたって定価を割り続けています。

一方のLEDユニットは受注生産で、2次受注・3次受注と回を分けて作られました。作った数が最初から絞られています。駿河屋の自社在庫を私は8月13日から6回確認していますが、在庫があったのは2回だけでした。

本体は「いつでも買える」、LEDは「見つけたら買う」。同じ棚に並んでいても、置かれている状況が違います。

店頭の6万円は安いのか?

私は店頭でこのキットが6万円ちょうどくらいで売られているのを見ています。定価66,000円に対して約0.91倍です。量販店がセール価格で出している、という印象を持っていました。

ですが、実際に測ってみるとネットのほうが安いという結果でした。

販路 価格 店頭6万円との差
駿河屋(店舗在庫・中古) 50,500円 約9,500円 安い
駿河屋(店舗在庫・新品) 52,800円 約7,200円 安い
Amazon 54,000円 約6,000円 安い

オンラインの量販店も調べました。楽天のエディオンが52,800円、あみあみが54,800円、Joshinが62,800円、楽天ビックが66,000円です(いずれも2026/09/08取得)。定価のまま売っている店も残っています。

定価と比べれば店頭の6万円は確かに安いです。ただし、そこからさらに1万円近く下がった価格が別にあります。実物を見てその場で買うかどうかは、この差を知ったうえで決めるほうがよいと思います。

待てば安くなるか?

なりません。むしろ高くなります。

2026年8月26日から、プレミアムバンダイで12月発送分の再販予約が始まっています。価格は定価の66,000円です。 今の52,800円より13,200円高く、手元に届くのは3か月以上先になります。

記事3号のHG デストロイガンダムでは、10月の再販を理由に「待ち」の判定を出しました。今回は同じ「再販あり」でも結論が逆になります。 再販が値下げではなく値戻しとして働くためです。

毎月再販されてきたキットなので、年内にまた一般流通の在庫が出る可能性はあります。それでも定価より安く出るかどうかは、これまでの流れを見るかぎり中古と在庫の残り方次第です。

組むのにどれくらいかかるか?

工程ごとの内訳です。

工程 時間
内部フレームの組立(プラスチックシール貼りを含む) 24時間以上
外部装甲の組立 12時間以上
ビームライフルと盾 5時間以上
フィン・ファンネル 10時間以上

合計で51時間以上、日数にして4日かかりました。

パーツは2,400以上、ランナーは79枚です。記事4号で扱ったMG Ex-Sガンダムがパーツ700・ランナー50枚でしたから、パーツ数で約3.4倍になります。通常のMGはランナー20枚ほどです。

内部フレームを組み上げた状態。奥に説明書、手前に切り出し中のパーツとニッパー

ランナーは3箱に分かれて入っています。机には乗り切らないので、私は各箱から必要な分を都度取り出して切る進め方をしました。

記事4号では「先に全部切り出してから組む」やり方をして、重複パーツを取り違えました。このキットではそもそも全部を切り出すことが現実的ではありません。切り出しと組み立てを同時に進めることになります。

手こずったのはプラスチックシールです。全高38cmの機体に対して1cm未満のものが多く、貼るのに時間を取られました。パーツを探す時間も相当かかります。

折れそうで怖かったのはアンテナだけでした。それ以外は大きさの分だけ堅牢です。

置く場所はあるか?

全高はフィン・ファンネルなしで約38cm、装備すると約56cmです。

私は棚に入れることを諦めて、箱の上に置いて飾っています。フィン・ファンネルを含めた幅と高さが、一般的な棚の内寸に収まりません。

自立はします。スタンドなしでも立ちますが、フィン・ファンネルを付けると左右非対称になるため、付属の専用スタンドで固定しています。スタンドの保持力は十分です。

4か月ほど直立姿勢で飾っていますが、関節のヘタりは出ていません。ただしアムロ撃ちのような負荷のかかるポーズを取り続けるのは避けたほうがよいと思います。

PG 1/60(奥)とMG 1/100(手前)のνガンダムを並べた状態

手前がMG 1/100のνガンダムです。同じ機体でもスケールが違うとここまで差が出ます。

LEDユニットに1万円台を払う価値はあるか?

まず、光り方から書きます。

カメラアイ、胸部、コクピット部が緑色に発光します。部屋の明かりを点けた状態でも分かる明るさです。 逆襲のシャアのラストと同じ色で、私はこれを見たくてこのキットを買ったようなところがあります。

LEDユニットを点灯させた状態。胸部とカメラアイが緑色に発光している

操作はスタンド側のスイッチで行います。自動と手動の切り替えができ、点灯そのものは簡単です。追加でかかった費用は単三電池だけでした。

ただし、後付けは大変です。私は本体と一緒に先に買って、組み立てのときに組み込みました。「本体だけ先に買って、LEDは後から」は現実的ではありません。

そのうえでの判定です。私は今の価格でLEDユニットを勧めません。

定価15,400円でも安くはないものが、17,940円から24,860円で売られています。光ること自体は面白いのですが、1万円台後半を出す装備かと言われると私は迷います。保険やオプションによく加入するタイプの人なら、買っておいて損はないという程度です。

私自身はAmazonで定価で買いました。その価格で買えたから満足しているのであって、今の相場で同じ満足が得られるとは思いません。

誰に勧めるか?

逆襲のシャアのνガンダムに思い入れがある人に勧めます。

小型家電並みの値段と大きさで、組むのに4日かかります。それだけの熱量がないと、途中で辛くなると思います。逆に思い入れがあるなら、組み上がったものは工芸品のように見えます。

内部フレームが露出した構造とメタル感のあるパーツのおかげで、この大きさでも間延びして見えません。素組みのままで十分な出来です。MGよりディテールのアレンジが強く、SF的な密度があります。

勧めないのは、置き場所を確保できない人です。幅56cmを空けられないなら、買っても箱のままになります。

今52,800円を払う価値はあるか?

私は定価で、しかもポイント付きで買いました。数千円得をした形です。

不満は値段だけでした。安めのテレビが買えてしまう金額です。

その値段が今、定価より13,200円下がっています。発売から7か月経っても値上がりせず、逆に下がり続けたキットです。待っても再販は定価に戻るだけで、届くのは12月です。

欲しいと思っているなら、今が買いどきです。

項目 内容
現在の相場 52,800円(2026/09/08時点・駿河屋・新品・店舗在庫)
最安の販路 49,980円(駿河屋マーケットプレイス・他の売り手による出品)
定価 66,000円(税込)
倍率 約0.80倍
組み立て時間 51時間以上(4日)
パーツ数 2,400以上(ランナー79枚)
必要な設置面積 幅約56cm・高さ約38cm(棚には入りません)
LEDユニット 17,940〜24,860円(定価15,400円の約1.16〜1.61倍)
判定 本体は買い / LEDユニットは今は見送り

PG UNLEASHED 1/60 νガンダムの詳細スペックを見る

▼ このキットを買える販路

駿河屋 店舗在庫 52,800円(新品) 楽天市場で探す(LEDユニットが混ざります) Amazon.co.jp で探す(54,000円)

価格は2026/09/08に取得したものです。在庫状況により変動します。

※ 最安のマーケットプレイス出品と駿河屋の中古(1点物)は在庫が入れ替わるため、ボタンには載せていません。楽天とAmazonの検索結果には、本体・LEDユニット・両者のセット品が混在します。購入前に商品名で確かめてください。

PG UNLEASHED 1/60 νガンダム用 LEDユニットの詳細スペックを見る

最終価格更新日: 2026/09/08