2026-02-22 ツール・塗料レビュー
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水性?ラッカー?ガンプラ塗装初心者が最初に揃えるべき塗料と基本ツール完全ガイド

素組みやスミ入れに慣れてくると、次に挑戦したくなるのが「塗装(全塗装や部分塗装)」です。 しかし、いざ模型店やAmazonで塗料を探してみると、「水性ホビーカラー」「水性アクリル」「ラッカー」「エナメル」など、種類が多すぎてどれを買えばいいか混乱してしまいますよね。

今回は、ガンプラ塗装初心者が「安全に」「快適に」塗装を楽しむために最初に選ぶべき塗料と、必要な道具を分かりやすくまとめました!

ガンプラ用塗料の代表的な3種類の特徴

塗料には大きく分けて「ラッカー」「水性」「エナメル」の3種類があり、これらは「薄め液(溶剤)」の種類によって分類されています。

1. ラッカー塗料(GSIクレオス Mr.カラーなど)

  • 特徴: 乾燥が早く、塗膜が非常に強いのが特徴。発色も良く、プロモデラーの多くがメインで愛用しています。
  • メリット: エアブラシとの相性が抜群で、ツヤのある美しい仕上がりになります。
  • デメリット: 強烈なシンナー臭がします。換気設備(塗装ブースや防毒マスクなど)が必須で、家族がいる室内での使用はハードルが非常に高いです。

2. 水性塗料(GSIクレオス 水性ホビーカラー、タミヤ アクリル塗料など)

  • 特徴: 水(または専用の薄め液)で薄めることができ、乾燥前なら水洗いが可能です。
  • メリット: シンナー臭がかなり抑えられているため、匂いを気にせず室内(リビングなど)でも塗装を楽しめます。近年の水性ホビーカラーは飛躍的に性能が上がり、ラッカーに遜色ない発色と乾燥速度を持つようになりました。
  • デメリット: 完全に乾燥するまでにラッカーより時間がかかります(数日置くのが理想)。

3. エナメル塗料(タミヤ エナメル塗料など)

  • 特徴: 塗料の伸びが非常に良く、筆塗りに最適です。乾燥時間は長め。
  • 使い所: 全面を塗るメインの塗料としてではなく、「スミ入れ」や「センサー等の部分塗装(小さな筆塗り)」に使うのが基本です。

結論:初心者は「水性ホビーカラー」から始めよう!

結論から言うと、現在のガンプラ環境において、これから室内で家族に迷惑をかけずに塗装を始めたい初心者には、GSIクレオスの「水性ホビーカラー」を圧倒的におすすめします!

昔の「水性は乾かない・剥がれやすい」という弱点は、2019年のリニューアルで完全に克服されました。 専用の「水性ホビーカラーうすめ液」を使えば、エアブラシでも筆塗りでも、ラッカーと見分けがつかないほどの美しい仕上がりを得られます。

水性塗料での「筆塗り」に必要な基本ツール3選

エアブラシをいきなり買うのは数万円かかりハードルが高いため、まずは「筆塗りでの部分塗装(または全塗装)」を試してみましょう。

  1. 基本色(白・赤・青・黄・関節グレーなど): 自分の好きな機体の色に合わせて3〜4色を選びます。
  2. 水性ホビーカラー専用うすめ液: 塗料の濃度を調整したり、筆を洗ったりするのに必須です。(水でも薄められますが、専用液のほうが塗料が格段に定着しやすくなります)
  3. 塗装用の「イタチ毛・ナイロン混毛の平筆と面相筆」: 広い面を塗る平筆と、細かい所(カメラアイなど)を塗る面相筆(細い筆)を各1本。タミヤのモデリングブラシが安くて高品質です。
  4. 塗装皿・紙コップ: 塗料を出して薄め液と混ぜるパレット代わりとして数枚購入しておきます。

まとめ:塗装は「環境」から選ぼう

どんなに綺麗な色が出せる発色の良いラッカー塗料でも、同居する家族から「くさい!」とクレームが来てしまえば、ガンプラ作りそのものが楽しめなくなってしまいます。

まずは「水性ホビーカラー」の2つを用意して、少しずつパーツを自分好みの色に塗り替える楽しさを体験してみてください。 ツメほどの小さなパーツ(バーニアの内部やパイプなど)をワンポイントで赤く塗るだけでも、キットの印象が大きく変わって最高に楽しいですよ!